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■注文:玄瑛流拉麺(¥670)
■実食日:2010/3/2

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コチラはおつかれ麺なオゴポゴ氏の言葉をお借りすれば、「香油演出家」である入江店主が手掛けるお店・・・否、麺が食べられる劇場です。ま、こんなコトは今更ね、説明不要だと思います・・・が、私はハジメテの訪麺(コレも拝借)なので。

「コチラで少々お待ちください」夜の部が開演してから10分も経っていませんが、サスガに満席の様子。

すんすん、ウェイティング席は劇場内が全く見えず、嗅覚だけを頼りに悶々と待ちます。油の焼ける匂いが鼻をくすぐり、視覚に頼らない分敏感に反応。「一名様コチラへどうぞ」しなやかな接客で案内されて、ようやく視覚を開放。

ひな壇ライクな客席にちょこんと座れば、麺を作る工程を演劇のように舞台で魅せてくれます。そのパフォーマンスを見ながら、ヱビスでお疲れちゃーん。ふふふ、見慣れた調理も、こうして見ると新鮮ですなァ・・・なんつッてい、グラスを傾けていると思いのほか速やかに提供。

まずはスープをズズズ。幾分透明度すらある濁りの薄いモノで、無化調なんすか?と疑うくらい旨味がギュッと詰まっていますよう。そして公式ブログ にもあるように、確かな海産物も感じられる醤油ダレが、スッキリな印象を抱かせます。

何と言うか、ネクストレヴェルまで引き上げた長浜ちっく・・・?あ、全く違います汗?

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舞台の奥にチラッと見える製麺機で作られた自家製麺は、歯応えのしっかりした中細いストレート麺。うん、拘りが伝わってきますね。具は叉焼が2枚、白髪ネギ、キクラゲ、海苔がぴらッと1枚。あ、スープにネギもゆらりと泳いでいましたね。

いや、先入観から叉焼は硬いのかな・・・って、そう思っていたんです。とりあえず謝ります、スミマセン・・・最COREです。

後半はそんな叉焼とスープをつまみにしながら、ヱビスをぐびぐび。ぷはァ、丼を持ち上げて汁完すれば、私の一杯は大団円で終演。

奇抜な内装やコンセプト、更には豊富なメニュー。色々と突っ込みどころは満載で、興味本位なところが正直ありました。しかしながら、ココまで名前が売れるのも納得な味わい。そして店員さんの物腰柔らかな対応に、胡坐をかいていない姿勢が垣間見れて気持ち良かったです。

しかし、メニュー多過ぎで、次来た時も再びオーダーで悩むコト請け合い。あ、日本一のこだわりTKGも必須でしょうか?

今日も幸せ日々笑進!

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イニシャルDのWHAT'S UP YO 麺!から転記・・・元記事「玄瑛@薬院大通