RETURN OF THE FUNKY 麺 : 1/6 海乃屋＠谷山（鹿児島県）　「ラーメン」

今日は東京への移動日なんだけど、大人の事情で遅いソラノビンしかないんだとか？新年早々やれやれだゼ。でもそんな時間潰しこそ営業メンの真価が問われる瞬間、その土地の味を知ることがその土地の人を知ること。ユノンセン？

そんなこと思いながらガタンゴトン、市電に揺られ数十分で到着するのが谷山電停。そこから目と鼻の先に目的地ー。

開店直後に入店すると期待通りの空気にスローダウン、注文を聞かれるまで待機･･･なんてオヤジさんに委ねる時間が実に心地好いですね。前1名、後1名ともに常連さんの風体、いつものお昼にストレンジャーが1名。失礼します。デン。

某有名ミュージシャンが高校時代から愛し続けているお店が、「海軍屋谷山支店」改め「海乃屋」です(･∀･)ﾉﾖ　創業は1968年（昭和43年）、師匠筋の店は鹿児島スタンダードと思しき湯通しキャベツ千切りの発祥との一説アリ。

注文は潔いラインナップから「ラーメン」。タレ、白、麺、油、具、最後にスープがかけられる工程はコチラでも間違いなく。

スープは鶏豚骨による出汁･･･よりも調味料による味わいが顕著ですね(ノ∀｀)ｲｲｺﾚ　特に甘く、そこに焼きネギやラードの芳香が重なれば、ピーナッツバターに味紛う薫りが口内いっぱい拡がる感じ。とか、誤解を恐れずに言っとく。

具はもやし、キャベツ、小ネギ。叉焼はゴロリと転がっており、咀嚼を繰り返すことで旨味を引き出すことが出来ますゼ。

麺肌がファジーな中細ストレートはよーく膨らんでいて、モチネチと少し逸した食感･･･も決して悪くなく(*ﾉ∀ﾉ)ｲﾔﾝ

特筆すべきは何よりも老舗が持ち合わせる独特な空気でしょうか？それにしても写真で笑うオヤジさんから比べると、随分と年月が経過して自由も利かない様に見受けられます。むう、いつまでもお元気で。そしてありがとです。

今日も幸せ日々笑進！